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小倉駅前に県内4棟目のホテル開業  東京のアパグループ 「ブルーウェーブイン小倉」を取得改装


 総合都市開発のアパグループ(東京都港区赤坂、元谷外志雄代表)は2月28日、北九州市小倉北区浅野2丁目に県内4棟目となる「アパホテル小倉駅前」を開業した。
 オリックスグループのブルーウェーブ株式会社(東京都港区芝2丁目、久保賢二社長)が運営していた「ブルーウェーブイン小倉」を取得し、改装オープンしたもの。場所はJR小倉駅北東側の「浅野一丁目」交差点角地。敷地面積1625平方m、鉄骨鉄筋コンクリート造9階建てで、延床面積は6003平方m。総客室数は196室(シングル144、セミダブル24、ツイン14、デラックスツイン14)で、全客室に40型の大型液晶テレビとWi‐Fi無料接続を導入するなど、同ホテルの標準仕様へリニューアルした。ビジネス、レジャー双方の取り込み強化を目指し、1階にふぐ料理・日本料理の「春帆楼(しゅんぱんろう)」(62室)、2階に最大200人収容の「玄海」をはじめとする4つの宴会場・会議室を設けている。同社は「新幹線の駅前立地を生かし、アパホテルの強みであるインターネット予約を強化したい。福岡においては自社での大型ホテル開発も検討するなど、今後も積極的に事業展開していく」と話している。
 同社は1971年4月設立。資本金18億2200万円。従業員約2200人(グループ)。