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学習塾運営の管理システムを発売  学研ゼミナール    初年度販売目標は20台


 北九州市を中心に学習塾を展開する株式会社学研ゼミナール(北九州市八幡西区八枝3丁目、宮原博昭社長)は10月から、塾運営の管理システム「GAME」を発売する。初年度販売目標は20台。
 これまで学習塾の経営では、生徒や家庭の情報、講師情報、教材、経理などそれぞれ別のソフトを使い管理することが多かったが、同システムのみでの管理が可能となり一元統括ができる。価格はパソコン1台納入にあたり24万8000円。また複数展開する学習塾で教室単位に導入した際は、管理データを本部などで一極化することも可能。今後提携する学習塾や、来春から展開するFC校、そのほか大手学習塾を中心に販売を進めていく。山蔭副社長は「情報管理が簡素化されるため、人件費削減にもつながる画期的な商品。低価格に設定しており、ぜひ全国の塾でご利用いただきたい」と話している。
 同社は96年10月設立。資本金6100万円。従業員数15人。09年3月期売上高は1億6000万円。現在北九州市に4校、宗像市に1校、沖縄県に2校教室を展開。19年5月に「学研教室」などを展開する株式会社学習研究社のグループ会社となった。