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太陽光発電パネル設置のアパート計画  キミヱコーポレーション    来春をめどに


 投資用アパートの建設・販売のキミヱコーポレーション株式会社(福岡市博多区博多駅前4丁目、田中勝也社長)は来春をめどに、福岡市内に同社初となる太陽光発電パネルを設置したアパート1棟の建設を計画している。
 入居率が上がるよう他社物件との差別化を図り、今後独自のブランドとして展開を強化する狙い。現在太陽光発電の提携企業は交渉中で、約660平方m以上の土地を福岡市内で選定中。1棟目は木造2階建てで、2LDK以上のファミリータイプでオール電化使用となる。今後余剰電気の販売や入居者やオーナーへの還元などの内部システムを構築していく。来年5月25日、26日に福岡国際会議場で開催する「賃貸住宅フェア2010」(主催株式会社全国賃貸住宅新聞社)に出展し、そこで新ブランドの同アパートを発表する計画。田中社長は「入居率が上がるような魅力的な物件づくりが大切。エコに注目されている今こそ、太陽光発電のアパート建設を決意した」と話している。
 同社は2003年7月設立。資本金1000万円。従業員8人。09年3月期のグループ売上高は16億円。今期は3月末までに15棟の完成を見込んでいる。田中社長は北九州市八幡西区出身、1964年4月21日生まれの45歳、早稲田大学社会科学部卒、趣味はゴルフ。