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太宰府天満宮の参道に新店舗  東京都のスターバックスコーヒージャパン    建築家の隈研吾氏設計


 コーヒー店全国展開のスターバックスコーヒージャパン株式会社(東京都渋谷区、関根純CEO)は12月16日、太宰府天満宮の参道内に新店を出店した。県内38店目で同社が参道に出店するのは初めて。
 サントリー美術館(東京都)や、建て替え中の歌舞伎座(同)などを手掛ける建築家、隈研吾氏が周囲の景観に配慮して店舗設計した。内装は間伐材を使った木組み構造を採用している。店舗名は「スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店」で、店舗面積は165平方m。店奥に庭を設け、同宮のシンボルである梅の木を植えた。座席数は店内46席、テラス10席。同宮の参拝客ほか、九州国立博物館を訪れる観光客らの利用を見込む。メニューは通常店舗と同じで営業時間は午前8時~午後8時まで。同社では「歴史ある街で美味しいコーヒーを味わっていただきたい」と話している。
 同社は1995年10月26日設立、資本金84億4253万円、店舗数は全国947店(12月8日現在)。