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太刀洗町に飲料水の新工場   ローズサービス    7月上旬に操業開始


 株式会社サニクリーン九州の子会社で、クリーニング加工、飲料水製造のローズサービス株式会社(福岡市東区原田1丁目、大熊隼雄代表取締役専務)は、三井郡大刀洗町に飲料水の製造工場を建設する。総投資額は約4億円。
 場所はキリンビール福岡工場の南西側の山隈地区の工業団地「太刀洗南団地」の一角で、パナホーム九州工場の北東側。敷地面積は4797平方m、工場は平屋建てで、床面積は1980平方m。着工は3月下旬で、完成は5月末。7月上旬から逆浸透膜を使った飲料水を製造する。従業員は15人。
 同社は玄関マットなどのレンタル商品の洗浄、加工を主業務にしているが、7年前から朝倉郡筑前町の「三輪工場」敷地内に工場を設置し飲料水の製造を開始。親会社の株式会社サニクリーン九州が展開するウォーターサーバーサービスに飲料水を供給している。同工場は12リットル入りボトルを毎時3百本生産する能力を持つが、夏場のピーク時には製造が追いつかず、同工場内では手狭なため隣町の太刀洗町に新工場の建設を決めた。新工場では全自動ラインの導入などで省力化、効率化を図り、毎時5百本を生産できる。
 同社は1974年3月設立で、資本金は9千万円。売上高は20億73百万円で、従業員は170人。