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大牟田市に10階建て分譲マンション  芝浦特機    全63戸対応の太陽光発電完備


 空調設備、太陽光発電システム、不動産事業の芝浦特機株式会社(北九州市小倉南区上石田4丁目、新地哲己社長)が大牟田市新栄町に建設していた10階建て分譲マンションが3月25日に完成した。同社初の分譲マンションで賃貸マンションと合わせて7棟目。
 大牟田市と連携して進めている「まちなか居住」プロジェクトの一環。場所は新栄町駅南西側の新栄町交差点角地。名称は「グランドニューガイア新栄町駅前」。敷地面積1656平方m、延べ床面積6072平方m。1階は貸店舗。2階からが居住部で間取りと戸数は2LDK9戸、3LDK18戸、4LDK36戸の計63戸。販売価格帯は1390万円から2950万円。全戸対応の太陽光発電システムを完備しているのが特徴。新地社長は「光熱費の大幅削減をはじめ購入者にとって暮らしの質を高める有益性のある物件になった」と話している。
 同社は1984年8月設立。資本金7300万円。これまで同社グループが企画、建設し、管理する全個別供給型太陽光発電賃貸マンション「ニューガイア」を福岡県内で6棟、地場デベロッパーにシステム提供する形の分譲マンション3棟を展開。同マンションは05年に経済産業省の新エネ大賞を受賞している。新地社長は田川市出身。1953年4月6日生まれの57歳。門司工業高校卒。趣味は仕事。