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大学病院本館東棟が完成  久留米大学    日本初の格納庫付ヘリポートを設置


 久留米大学(久留米市旭町、薬師寺道明学長)が、同町の「旭町キャンパス」内に建設していた大学病院本館東棟が10月23日に完成した。
 創立80周年事業の一環。昨年3月の同館西棟、今回の東棟の完成で、記念事業は久留米大学附設中学校、高等学校の改築を残すのみとなった。場所は県道17号通称医大通り篠山城前交差点東側。15階建てで、建築面積7570平方m。延べ床面積6万540平方m。1階が高度救命救急センター、5~14階が病室、3階に食堂やコンビニエンスストア、ベーカリーなどを設置し、15階の屋上には国内初の格納庫付ヘリポートが設置された。同大広報担当は「東棟の完成で、すでに開院している西棟とともに地域医療の基幹病院として、より充実した医療を提供できる」と話している。
 同学は1982年2月設置。学生8902人。教職員3014人(2010年5月1日現在)。