NEWS

  • 地域

大型液晶シャッターガラスを開発  正興電機製作所    横浜市の岡村製作所と共同で


 電力会社、官公庁向け情報制御システム製作・販売の株式会社正興電機製作所(福岡市博多区東光2丁目、井上信之社長)は、1月6日、横浜市の株式会社岡村製作所(久松一良社長)と共同で、高透過性低電圧駆動フィルムを用いた大型液晶シャッターガラスを開発・製品化した。株式会社岡村製作所が販売する。
 液晶フィルムを合わせガラスにして通電することで、ガラスの透明・不透明を瞬時にスイッチで切り替えできるシャッターガラス。新規開発の超薄型液晶フィルムを採用したことによる高い透過性が特徴。また、一般的な液晶調光ガラスの定格電圧AC100Vに比べ、定格電圧AC30V~50Vの低電圧で使用可能なため、安全性と施工効率が向上している。オフィスや医療施設、商業施設などを対象に販売していく。製品サイズは1枚最大タテ900mm×ヨコ2400mmの合わせガラスまで製作できる。