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大型介護施設の進出増加などで売り上げ好調  北九州市のウチヤマHD    通期は初の200億円超を見込む


 介護事業の株式会社さわやか倶楽部、カラオケ、飲食事業の株式会社ボナーなどの持ち株会社の株式会社ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)の2013年3月中間期決算は、売上高が95億7900万円、経常利益が9億2200万円だった。12年3月第3四半期から財務諸表作成のため、前期の数値比較はなし。
 今年4月にジャスダック上場して初の中間期決算。昨年より大型の介護施設の開設が多かったことや、カラオケ・飲食事業でのセットメニューの販促強化による客単価アップで売上高は好調。また食材の仕入れや在庫の管理、人材の適正配置による人件費の見直しなどコスト削減を進めた結果、純利益も計画通りに推移した。
事業別では、介護事業が期中に三重県鳥羽市や千葉市など3カ所6事業所を開設し、近隣の病院や居宅介護支援事業所との連携強化により、売上高42億4535万円。カラオケ事業は茨城、兵庫に店舗を初進出したほか、セットメニュー販促強化が奏功したため、売上高40億4230万円。飲食事業は月替わりメニューの充実によるリピート率向上や女性客の利用促進のための割引きサービスに注力した結果、売上高10億3800万円だった。
 通期は売上高が201億6600万円、経常利益が20億8700万円を見込んでいる。