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大名1丁目の飲食店の事業を譲受  東京都のTKP    仕出し事業でコスト30%減見込む


 貸しホール、貸し会議室運営の株式会社ティーケーピー(東京都新宿区谷八幡町、河野貴輝社長)はこのほど、福岡市中央区大名1丁目の飲食店「ハワイアンダイニング アロハナ」(後藤潤一社長)の事業を譲受した。
 貸し会議室の付加価値サービスの内製化を推進する一環。福岡市内で現在、11拠点66室の貸し会議室を運営しており、これまで提携業者への外注のみだったケータリング事業において同店をセントラルキッチンとして機能し、自社で製造販売を担うことで業務の効率化とサービスの拡充を図る。この内製化によって初年度で30%のコストダウンと、3500万円の売り上げ増加を見込んでいる。
 同店は1994年4月開業。場所は大名1丁目郵便局北側。客席数は40席。営業時間は正午から翌午前1時(金、土曜日は翌午前3時)まで。
 同社九州支店では「アロハナのネームブランドと当社のネットワークによる相乗効果を発揮したい」と話している。
 同社は2005年8月設立。資本金2億8780万円。従業員800人。全国に1100室以上の貸し会議室を展開している。