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外食、ホテルがけん引し2期連続の増収増益  ロイヤルHD    4セグメントすべてで増収


 ロイヤルHD(福岡市博多区那珂3丁目、菊地唯夫社長)の13年1~9月の連結決算は、売上高が前期比5・2%増の901億9100万円、経常利益が同25・3%増の36億4400万円で、2期連続の増収増益となった。
 景気回復の動きと消費マインドの改善を背景に、ロイヤルホストなどの既存店や新業態店が好調だった主力の外食事業の伸長に加え、客室稼働率が堅調だったホテル事業、新規路線を獲得した機内食事業、コントラクト事業のすべてのセグメントで増収。また利益面では、来客数、客単価が上昇した外食事業、およびホテル事業がけん引し、営業利益は26・8%増の34億2600万円と、経常益とともに5期連続の増益となった。通期業績は期首予想の修正はせず、売上高は1170億円(1・8%増)、経常利益が35億円(24・2%増)の増収増益を見込んでいる。

 ロイヤルホスト全店で客席全席禁煙を実施

 また同社では、11月1日から全国のロイヤルホスト全店(228店)で客席全席禁煙を実施した。
 同店では2009年以降、一部店舗で店内に独立した喫煙ルームを設置し完全分煙化するなどの禁煙施策をとってきたが、受動喫煙の防止といった社会的要請が高まる中、全店での全席禁煙を採用することで、来店客が快適に食事を楽しめる環境を整備する。ただし客席と別に独立した喫煙ルームが設置された198店舗については、これまで通り喫煙ルームの使用は可能。