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夏物商品が伸び悩み減収減益  ミスターマックス第1四半期決算    映像家電も低迷


 大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の2013年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比0・9%減の261億71百万円、経常利益が83・4%減の24百万円で減収減益だった。
 第1四半期は飲料や酒類などの食品部門や、HBC(ヘルス&ビューティーケア=洗剤、化粧品、医薬品など)部門の売り上げが伸びる一方で、地上デジタル放送移行の反動によりテレビやレコーダーが売り上げを落としたほか、エアコンや扇風機など夏物商品が伸び悩んだことなどから減収となった。収益面では営業収益の減収に加え、低価格戦略の強化などで売上総利益が0・4ポイント低下したことなどにより大幅減益となった。
 通期では、西大分店(仮称、大分市、2013年2月オープン予定)の新規出店を計画しており、売上高が5・0%増の1千123億円、経常利益が2・5倍の10億5千万円の増収増益を見込んでいる。