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売上高は1・2%増の約2522億円  イオン九州    営業利益は販管費増で大幅減


 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、山口聡一社長)の2013年2月期決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が前期比1・2%増の2521億9600万円、経常利益は6・2%減の28億4300万円で増収減益となった。
 当期はイオン福津店、佐世保白岳SCの新規出店のほか、唐津店、上峰店、日向店、徳力店の改装オープンなどで売上高は微増となったが、販管費が増加して営業利益は13・0%減の26億4300万円と落ち込んだ。営業外収益が増えて経常利益は一けた減にとどまったが、前年の特別利益の反動と特別損失の計上で税引き前利益は42・4%減の14億7200万円、当期純利益は3・1%減の6億9000万円となった。
 今期は、新業態のワイドマート ドラッグ&フードを大分県と福岡県に出店、小郡市に新SCを出店するほか、イオン鹿児島店の増床を予定しており、営業収益は微増の2530億円、営業利益は17・3%増の31億円、経常利益は微増の28億5000万円、当期純利益は73・9%増の12億円と増収増益を見込んでいる。