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報酬改定、薬剤師採用で経常34・9%減  総合メディカル    通期は増収増益へ


 医師の転職・開業支援、経営コンサルティング、保険調剤薬局などの総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、金納健太郎社長)の09年3月期中間期連結決算は、売上高が316億1800万円で前期比0・5%増、経常利益が6億400万円で同34・9%減の増収減益となった。
 薬局関連事業の売り上げは増加したが、利益面では、調剤報酬改定の影響や事業拡大に向けて薬剤師を先行採用したことから減益となった。しかし、処方せん単価が計画より上回り、レンタル関連事業の原価低減、販売費及び一般管理費が計画を下回ったことなどから期初計画からは42%上回った。事業別では、コンサルティング関連事業が、売上高6億5000万円の前期比10・6%減、営業利益1億900万円の同41・9%減。薬局関連事業が、売上高217億9100万円の同3・6%増、営業利益は15億7200万円の同9・3%減。レンタル関連事業が売上高31億4000万円の同3・9%減、営業利益は2億6100万円で同32・0%増。リース・割賦関連事業は売上高53億2200万円の同0・6%減で、営業損失は1億2800万円。その他の事業では、売上高7億1400万円の同34・9%減、営業損失は1億1800万円となった。09年3月期は、売上高703億6600万円で同9・1%増、経常利益32億6000万円で同8・7%増の増収増益を見込む。