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基幹系システムを「地銀共同センター」へ移行  西日本シティ銀行    新商品・サービスをより迅速に提供


 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)はコンピュータの基幹系システムを「地銀共同センター」へ移行し、1月4日に新システムを稼動した。
 地銀共同センターは株式会社NTTデータ(東京都、岩本敏男社長)と地方銀行15行による国内最大規模の基幹系システムの共同利用型センターで、同行は14番目の参加銀行。システム移行で、多様化する顧客ニーズに沿った新しい商品・サービスをより迅速に提供できるほか、共同センターは東西2カ所にデータセンターを持ち、災害時などに高い安全性が確保されるという。また、多くの地銀が共同で開発・運用することでコストメリットが発揮され、経営の効率化を図ることが可能となった。
 同行では「新システムを基盤に一層のサービス向上をはかり、“国内トップレベルのサービスを地元で提供し、お客さまとともに栄える九州No.1バンク」を目指していく」と話している。
 地銀共同センターの参加銀行と稼働開始時期は以下の通り。
 ▼京都銀行(2004年1月)▼千葉興業銀行(同10月)▼岩手銀行(05年1月)▼池田泉州銀行(同)▼荘内銀行(06年5月)▼愛知銀行(07年1月)▼福井銀行(09年1月)▼青森銀行(同5月)▼北越銀行(同)▼秋田銀行(10年5月)▼四国銀行(11年1月)▼足利銀行(同7月)▼鳥取銀行(12年5月)▼西日本シティ銀行(13年1月)▼大分銀行(稼動予定)