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基幹事業好調で2期連続の増収増益   サニクリーン九州    新中計で年商200億円目指す


 ダストコントロール商品、ユニホームレンタルの株式会社サニクリーン九州(福岡市博多区半道橋1丁目、山田健社長)の2008年6月期決算は、売上高が191億100万円で前期比1・6%増、経常利益が8億5500万円で同15・2%増で、2期連続の増収増益となった。
 売上高では、マット、モップのレンタルなどの基幹事業が同4・7%増で、特にウォーターサーバーのレンタル事業が好調に推移した。このほかでは、ユニホームレンタル事業が同4・7%増、環境衛生サービスが同7・6%増の伸びを示した。利益面では、増収に伴う利益増とコスト削減策が奏功し2ケタ台の増益となった。同社は、今期から新中期経営計画をスタートさせ、3年後には売上高200億円突破を目指す。このため、既存客との関係強化を図る一方で、新規客の市場開拓を積極的に進める方針。具体的にはウォーターサーバー事業やユニホーム事業などの伸びている事業に力を入れ、新規客を中心に基幹事業の営業強化を図る考え。特に、開発が進む博多駅周辺地区や各地の大型複合商業施設などの市場開拓に力を入れる。今期は、収益とも前期並みを見込んでいる。