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地図サイトのマップ表示を3D化  ゼンリン    建物の大きさや形を表現


 住宅地図やカーナビソフトを制作する株式会社ゼンリン(北九州市小倉北区室町)は、地図・ルート検索サイト「いつもNAVI」のマップ表示を3D化(3次元表示)する。
 今回のヴァージョンアップは、携帯ゲーム機やテレビなどで開発競争が活発化している「3D化」の流れを意識したもの。従来の真上から平面で見下ろした形の表示から、建物の大きさや形が立体的に表現されるようになる。視点の角度、スケール(縮小・拡大)を変えることや、地図を4方位から見ることも可能という。開発を進めるのは、子会社の株式会社ゼンリンデータコム。
 6月25日に開発中のサンプル画像4点を公開した。同社は「鳥の視点から街を眺めるような見やすさを追求している」と話している。