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唐津市のゴルフ場をリニューアルオープン  福岡ゴルフマネージメント    旧佐賀GC七山コース


 佐賀県唐津市七山白木の福岡ゴルフマネージメント株式会社(張勝旭代表取締役支配人)は、4月24日に同地のゴルフ場をリニューアルオープンした。
 韓国の実業家・尹炫秀(ユン・ヒョンス)氏が昨年6月末に佐賀ゴルフ倶楽部七山コース(18ホール、6655ヤード)の経営権を買い取り、同社が改装を進めていたもの。昨年10月にゴルフ場名を「福岡セヴンヒルズゴルフ倶楽部」に変更し、全コースと2階建クラブハウスのリニューアル工事を進めていた。クラブハウスの1階は、フロント、ロビー、レストラン、女性専用ラウンジ、大小3つのコンペルームなど。2階は、ロッカールーム、浴室など。同氏は韓国相互貯蓄銀行をはじめ3つの地方銀行を経営する実業家で、同社ではオーナーとして会長に就いている。
 同社は、同ゴルフ場経営のために昨年4月に設立。本社を同地に置き、資本金は1億円。従業員は、パートを含め45人。張勝旭(チャン・スンウク)総支配人は韓国ソウル市の出身で、1973年1月26日生まれの36歳。韓国外国語大学卒。小学6年~中学3年まで福岡市で過ごし、西高宮小~高宮中に通った経験を持つ。高校から韓国に戻ったが、大学卒業後に人材派遣のエントリーサービスプロモーション株式会社(福岡市中央区天神3丁目、新井洋子社長)に入社。同社がソウルに設立した「エントリーコリア」の現地責任者などを務めている。その後は韓国のゴルフ専門企業のコリア・ゴルフ・アンド・アート・ビレッジグループに入り、ゴルフ場の開発認可や不動産、企画、マーケティングなどを担当。07年8月から同グループが兵庫県で経営する「スプリングゴルフ&アートリゾート淡路」で、経営管理・支配人を1年間務めていた。趣味は、ボーリング、ドライブ、旅行。同支配人は「福岡は個人的に縁が深く、第二の故郷でもある。スタッフは私以外の地元で雇用しており、地域とともに地域に密着したゴルフ場にしていきたい」と話している。