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台北市の百貨店・そごう天母店にとんかつ店  アトム    台湾で5店目


 食肉加工卸、飲食店経営のアトム株式会社(福岡市東区松島5丁目、花田利喜社長)は4月20日、台湾で5店舗目となるとんかつ店を出店した。
 店舗名は「和心とんかつ あんず そごう天母店(九州杏子日式猪排)」。場所は台北市中山北路六段の百貨店、そごう天母店内。店舗面積は206平方mで、69席。メニュー構成や店舗設計は国内の店舗と同様。同社が食材の供給や調理などの指導を行い、現地の企業が運営するライセンス契約店。統一阪急店、そごう復興店に続き、台湾の百貨店内店舗では3店目となった。
 同社は「既存店も好調で“あんず”ブランドが台湾でも浸透してきている。店舗内装や器なども含めて、日本の味をそのまま提供していきたい」と話している。同社は1985年10月創業、同年11月設立。資本金は63百万円。現在、11年9月期の売上高は52億円。従業員は275人。現在、店舗はとんかつ店「和心とんかつ あんず」国内4店舗、台湾5店舗、韓国1店舗、「里のとんかつ あんず」、「農場レストラン あんず畑から」、「日本再生酒場」、「福岡食肉ホルモンセンター えん」、スペイン料理店「エル トマテ」を各1店舗運営している。花田社長は福津市出身。1957年2月21日生まれの55歳。筑紫工業高校卒。趣味はゴルフ、釣り。