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古賀市玄望園の新倉庫が完成 福岡倉庫


週刊経済2022年12月20日発行

延べ床2・2万㎡で自社最大の物流拠点

物流事業の福岡倉庫㈱(福岡市東区多の津2丁目、富永太郎社長)が、古賀市玄望園に建設していた新倉庫「FLP玄望園」が12月6日に竣工した。自社保有施設の開発は1995年以来27年ぶり。
九州自動車道古賀インターそばで、敷地面積2万1100㎡、延べ床面積2万2200㎡の自社最大となる物流拠点。接車台数は34台、トラック待機スペース15台、駐車場104台を確保。2階倉庫の張り出している部分の下が車路となり、接車バースと合わせて約28mが庇相当エリアのため、天候に左右されない構造となっている。また、敷地内には延べ床面積約700㎡の危険品倉庫も併設。BCP対策として自家発電機を備えるほか、倉庫屋根には太陽光パネルを設置する予定。
富永社長は「建屋の半分をサブリースにて運用するため、自社物件の倉庫では初めてFLPと建屋名を付けた。今後はこうした拠点を増やしていきたい」と話している。