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受注拡大で2期ぶりに増収、赤字縮小  ヤマウ    通期は経常黒字見込む


 コンクリート製品製造、販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、権藤勇夫社長)の10年3月期中間連結決算(09年4~9月)は、売上高が55億7700万円で前期比14・4%増、経常損益が1億1100万円の赤字(前期は5億5900万円の赤字)となった。
 営業強化による受注拡大に努めた結果、主力のコンクリート製品製造・販売事業分野が土木製品群を中心に堅調に推移し2期ぶりの増収。利益面では、増収基調に加え、コスト軽減や一般管理費の削減で、営業損失は9500万円(同5億4300万円)、純損失が7100万円(同5億9800万円)と、ともに赤字幅が縮小した。公共工事への依存度が高い同社では、今後下期での受注増が見込まれるため、通期は売上高が134億5200万円(同0・9%増)、経常利益は1億8800万円(前期は1億3300万円の赤字)で2期ぶりの経常黒字を見込んでいる。