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原材料高騰で引き続き赤字  丸東産業    総合フィルム事業は12・4%増加


 食品包装・フィルム製造の丸東産業株式会社(小郡市干潟、末安健作社長)の、08年8月中間期決算は、売上高が73億9300万円で前年同期比1・1%増、経常損益は4000万円で前年同期比に比べて300万円の赤字縮小となった。
 原材料高騰のため利益を圧迫し、引き続き赤字となった。営業損失は3600万円で2600万円の赤字縮小、中間純利益は昨年計上した特別損失が無くなったため、2600万円で同9・9%増。セグメント別では、総合フィルム事業は国内既存の顧客からの受注が増加し、売上高43億300万円で同12・4%増。単体フィルム事業は、値上げが影響し受注量が減少したため、売上高14億900万円で同19・9%減。容器事業は国内既存の食品加工会社の受注が減少、売上高4億7800万円で同7・5%減。その他の事業は前年並みで、売上高12億100万円で同0.3%減となった。通期では新製品クリスタルノンPFの販売促進をしていくが原材料高騰の影響が大きいため、売上高154億円で同4%増、経常損失は6900万円、当期純利益は4800万円で同9・5%。