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博多駅構内商業施設を改装  JR博多シティ    開業3周年を機に


 JR九州グループで駅構内商業施設運営の株式会社JR博多シティ(福岡市博多区中央街、丸山康晴社長)は3月1日、博多駅構内商業施設「アミュプラザ博多」と「博多デイトス」に、新商業施設をオープンするなど、既存テナント全373店舗のうち97店舗を入れ替える。
 両商業施設が入居する駅ビル「JR博多シティ」の開業3周年を機に大幅に改装するもの。改装の目玉として博多デイトスの西側1階・地下1階「ファッションゾーン」を1月14日から休業しており(一部店舗は開店)、20代女性や駅利用者をターゲットにした新商業施設「アミュエスト」としてリニューアルオープンする。
 アミュエストは、全70店舗で20代向け婦人服を中心に雑貨やアクセサリー店などで構成。新店27店舗のうち17店舗が九州初出店。既存店23店舗を施設リニューアルに合わせて改装する。
 また博多デイトス1階土産売り場「みやげもん市場」に新店4店舗が入居し、既存店5店舗を改装。アミュプラザ博多では、4~7階をリニューアルし、新店24店舗が入居、既存店14店舗を改装する。同社では「トレンドに敏感で上質な時間消費を楽しむ幅広い年代層をターゲットに“いつ来ても楽しい・いつ来ても新しい発見がある”施設として、ライフスタイル提案を強化していく」と話している。
 九州初出店の新テナントは次の通り。
 アミュエストでは、チャールズ&キース(靴・鞄など)、エージープラス(婦人服)、エルビーシスターズ(雑貨)、ダブルエーオリエンタルトラフィック(婦人靴)、アクシーズファムポエティック(婦人服)、ザ・キッススウィーツ(ジュエリー)、ミィパーセント(アクセサリー・雑貨)、バースデイ・バー(雑貨)、ガーランドオブデュウ(アクセサリー)、インデックスプレ(雑貨)、デイリーラシット(雑貨)、アーバンリサーチザステーション(ファッション雑貨)、シャンブル・ドゥ・シャームコテ(婦人服)、トルク(時計)、オンデーズナイン(眼鏡)、濱文様(和雑貨)、アヴェダ(コスメ)。博多デイトスでは、日本市(雑貨・土産)。アミュプラザ博多では、コ・スターリング(アクセサリー・雑貨)、ティテインザストア(婦人服)、エヌナチュラルビューティベーシック(婦人服)、ザヴァージニア(婦人服)、ロアフィリー(婦人服)、スクオーバル(服飾・雑貨)、ベイフロー(服飾・雑貨)、リーブルメゾン(婦人服・雑貨)、マーコート(婦人服)、ローレル(化粧品)、伊織(雑貨)。
 同社は1973年4月設立。資本金は11億5000万円。13年3月期売上高は472億8000万円。駅ビル「JR博多シティ」、駅商業施設「アミュプラザ博多」「博多デイトス」、博多コンコース内店舗を運営。従業員は81人。