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博多港に13万7千トンクルーズ客船の寄港が決定  米ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社    過去最大の大型客船


 外航クルーズ客船を運航するロイヤル・カリビアン・インターナショナル社(本社アメリカ)の日本総代理店、株式会社ミキ・ツーリスト(東京都港区浜松町1丁目、檀原徹典社長)は9月30日、来年から開始するボイジャー・オブ・ザ・シーズ号のアジアクルーズで博多港に15回寄港させると発表した。
 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が所有する大型客船。総トン数約13万7千トン、全長310m、乗客定員約31百人。日本に寄港するクルーズ客船としては最大規模。
 現在、博多港に寄港する最も大きい客船は、同社が所有するレジェンド・オブ・ザ・シーズ号(約7万トン)、次いでコスタ・クルーズ社(本社、イタリア)が所有するコスタ・クラシカ号(約5万3千トン)。来年はコスタ・クルーズ社のコスタ・ビクトリア号(約7万5千トン)の博多港寄港が決定していたが、ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号の博多港寄港が決定したことで、10万トン以上のクルーズ客船が博多港に寄港することになった。
 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号は、6月19日から10月8日にかけて、国内では博多港に15回、長崎港に10回、神戸港と那覇港に各4回の計32回寄港する。博多への寄港は、「福岡・長崎・済州島クルーズ」や「沖縄・福岡・釜山クルーズ」、「フクオカ・長崎・釜山・済州島クルーズ」など、九州各県と韓国(済州島)、中国(釜山)をツアーに組み込んだ内容が中心となっている。