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博多区榎田2丁目に13店入居の複合飲食店 アームワイ 九州各県に1店舗目指す


 不動産賃貸、駐車場経営の有限会社アームワイ(福岡市博多区空港前三丁目、曽根崎淳社長)が手掛ける十三店入居の複合飲食施設が三月二十六日、博多区榎田二丁目にオープンした。
 これは遊休地の活用手段として農地から複合飲食施設に再開発したもの。場所は福岡空港西側、ファミリーマート榎田空港北店前。名称は「博多屋台村」。敷地面積は約六百六十平方メートル、施設の総工費は二千三百万円。同施設は複合十三店舗で構成しており、一店舗あたりの概要は厨房スペース六・六平方メートルと飲食スペース六・二四平方メートルの固定店舗。店舗内訳はフランス料理、居酒屋、カレー、ラーメン、地鶏料理、中華料理、創作寿司、餃子、焼き鳥、バー、アジア料理、アイスクリーム、自然食料理の十三店舗。総客席数百十八席、駐車場は九台、障害者用一台に加えて近隣で同社が経営する駐車場二十台分を確保している。この他全店舗に視覚障害者向けの点字ブロックを配置。男女、障害者用トイレを完備する。営業時間は午前十時から午後二時まで。初年度は七万二千人の集客、一億五千万円の売上を計画している。
 曽根崎社長は「同様の企画を平成十五年中に福岡県内に一店舗、平成二十年までに九州各県に一店舗作りたい」と話している。
 同社は一九八八年十一月設立、資本金三百万円、従業員二十六人。関 連会社に有限会社エムエース、有限会社エムハンドがある。
 曽根崎社長は一九六四年四月二十日生まれの三十八歳、福岡市博多区出身、趣味はオリエンテーリング。

2003.04.08 発行 週刊経済より