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博多区東那珂2丁目に明太子製造販売会社設立  大阪市のタケショク    3階建て本社工場建設、市内3カ所に出店


 魚卵の製造・販売の株式会社タケショク(大阪市生野区巽南4丁目、竹元宗美社長)は、9月、福岡市博多区東那珂2丁目に明太子製造・販売の株式会社千曲屋(同社長)を設立した。同所に建設していた3階建ての本社事務所と工場が11月11日から稼動、同日に同市内3カ所に直販店を出店した。
 敷地面積1530平方mで、延べ床面積1307平方m。1階が事務所、製造ライン、2階が製造ライン、3階が検査室となっている。従業員はパート・アルバイト含め80人体制でスタートし、来年までに110人体制とする計画。直営店舗は博多区東那珂2丁目、早良区高取1丁目、中央区赤坂1丁目に出店、当面は辛子明太子、切り子を主力商品に、順次品数を増やしていく。赤坂店はこのほど完成した5階建て自社ビルで、1、2階で飲食店「味処ちくま」も営業し、昼は定食や弁当、夜は居酒屋を展開する。木場靖晴業務執行役員は、「3店舗で1日50万円の売上を目標に、将来的には県内で20店舗展開していきたい」と話している。株式会社タケショクは1987年8月設立、資本金1000万円、従業員11人。08年6月期売上高42億8000万円。製造の他に通信販売にも注力している。株式会社千曲屋は福岡での展開を目的に設立。資本金100万円、従業員9人。