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博多区吉塚1丁目に投資用アパート2棟  三和エステート    10年2月までに


 不動産管理・資産運用支援の三和エステート株式会社(福岡市博多区博多駅南1丁目、石井和俊社長)は、10年2月までの完成をめどに同区吉塚1丁目に投資用アパート2棟を建設している。
 場所は、JR博多駅から北東側に徒歩14分で、吉塚西公園北側の県道「馬出上南町線」沿い。今年12月に投資用アパート「コンフォートベネフィス・ジオ博多東Ⅰ」、10年2月に東側隣接地に「博多東Ⅱ」が完成。「博多東Ⅰ」は、敷地面積160平方m、木造2階建てで延べ床面積183平方m、販売価格は5260万円。「博多東Ⅱ」は、敷地面積158平方m、木造2階建てで延べ床面積185平方m。販売価格は5480万円。入居募集開始後3日間で総戸数6戸のうち博多東Ⅰはすべてが満室となり、博多東Ⅱは5戸の入居者が決定した。同2棟は、1・8mの大型キッチンやペアガラスなど従来のアパートに比べて仕様の高い設備を導入し、30代を入居者ターゲットとしている。特許登録済みの「床下クロークメゾネット構造」を採用しており、リビングとロフトを従来のハシゴではなく、使い心地にこだわり階段で接続しているのが特徴。これにより1戸当たりのフロア面積は30平方mだが、実質有効面積は45平方mとなる。家賃は毎月約6万円。ペット入居可。同シリーズの入居率が好調なことから、10年5月までに同2棟を含め4棟の建設を計画している。総供給戸数は24戸。同社では「過剰供給気味の1Kタイプではなく、1~2LDKを供給していく。30代独身や子供のいない夫婦をターゲットとすることで、安定した入居者の確保を実現し、オーナーがより安心して投資できるアパートを提供していく」と話している。