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南九州支店を宮崎県都城市に移転 ランテック


週刊経済2024年3月5日発行号

敷地面積は約3倍の2万2千㎡

冷凍、冷蔵の食品輸送などの㈱ランテック(福岡市博多区古門町、舛元健了社長)は、4月中に宮崎県北諸県郡三股町の南九州支店を都城市高木町に移転し、名称も「宮崎支店」に変更する。
建物の老朽化と、小口配送「フレッシュ便」の需要拡大で倉庫が手狭になったため。場所は都城ⅠC南側。敷地面積は従来の約3倍となる2万2千㎡。事務所と倉庫を合わせた延べ床面積は約10倍の9800㎡。倉庫は鉄骨造り2階建てで、入荷、保管、出荷を一貫して対応できるDC(ディストリビューションセンター)型。冷凍、冷蔵商品に加え、新たに農産物の保管機能も追加する。トラックバースは大型車、中小型車を計24台駐車可能。スタッフ数は115人。舛元社長は「売上構成の約55%を占めるフレッシュ便をさらに強化するため、今後もDC型倉庫を持つ支店を増やしていきたい」と話している。
同社は1953年7月設立。資本金5億1980万円。従業員数約3千人。2023年3月期売上高は607億6362万円。