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半導体需要減で大幅減益  三井ハイテック    中間期、売上高も8%減


 半導体関連製品を製造する三井ハイテック株式会社(北九州市八幡西区小嶺、坂上隆紀社長)の09年1月期連結決算は、売上高286億9500万円で前年同期比8・2%減、経常利益は5億2300万円で同77・3%減の減収減益となった。
 ハイブリッド需要の増加を受けたモーターコア事業は増収となったものの、半導体需要減に伴う主力のICリードフレーム事業の減収幅が大きく、全体の売上高も減収となった。売上の減少に加え、円高が原材料費などの利益面に大きく影響し、経常利益は大幅減益。当期純利益では、子会社の減損処理なども加わり1億9600万円で同86・4%減となった。
 通期の予想では、業況の悪化は下期も改善するめどが立たないことから、売上高615億円で前期比2・2%減、経常利益14億5000万円で同55・6%減の減収減益を見込む。