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医療系がけん引し求人数が前年比9・1%増  13年度新規大卒者求人状況    大学等全体でも7・3%増


 厚生労働省福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目、酒光一章局長)が調査した2014年3月(2013年度)卒業の福岡県内新規大卒者への企業からの求人依頼数は、7月末現在で前年同期比9・1%増の16万5035人だった。
 新卒応援ハローワークの傾向から、医療・福祉関連業が前年比44%増、卸売・小売業が15%増と好調で求人をけん引した。文系への求人が10・5%増の8万7142人、理系は7・5%増の7万7893人だった。
 また、短期大学は文系の求人が、11・3%減となったのが影響し全体で10%減の1万5762人だったが、高等専門学校は13・1%増の6006人、大学、短大、高等専門学校を含めた大学等全体への求人推薦依頼数は7・3%増の18万6803人だった。同局では「求人数はだいぶ改善されたものの、リーマンショック前の07年は同比で298105人の求人があった。新卒応援ハローワークなどで企業と新卒者のマッチングを進めたい」と話している。