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医療・介護に特化した有料職業紹介事業を開始  パコラ    業界経験者を専任コーディネーターに


 求人情報誌を展開する株式会社パコラ(北九州市八幡西区夕原町、八木朝香社長)は1月から、医療・介護業界に特化した有料職業紹介事業を開始した。
 すでに展開している求人媒体で、多数の企業と取引をしていることを強みに、有料職業紹介事業の「ピーマッチ事業部」を福岡支社内に立ち上げた。スタッフは5人、コーディネーターとして医療、介護業界に計18年以上勤務した経験をもつ専任者を配置。適切なマッチングで離職率の低減や、結婚や出産を機に退職した看護師や介護福祉士などの潜在的な人材を掘り起し、医療・介護業界の人手不足解消を図る。福岡都市圏を中心に展開し、ゆくゆくは北九州エリアまで拡大する予定。半年をめどに軌道に乗せ、初年度売上高3600万円を目指す。同社では「働く人と企業の両方の立場から考えミスマッチを防ぎ、人手不足に陥る悪循環を断ち切りたい」と話している。
 同社は1982年12月設立、資本金3000万円、従業員140人、2014年7月期の売上高は23億円。