北海道の就労支援施設でラーメン販売　ワイエスフード

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週刊経済2023年10月11日発行号

９月１１日から

ラーメン店経営などのワイエスフード㈱（田川郡香春町鏡山、小川光久社長）は９月１１日から、就労支援施設「小麦王国」（北海道旭川市２条通９丁目）での「九州筑豊ラーメン山小屋」のラーメンメニュー提供を開始した。
「小麦王国」はＮＰＯ法人ａｓａｔａｎサポート（大野謹慶理事長）が運営する就労支援施設で店舗面積２８７㎡、席数１６席。ワイエスフードとのコラボレーションによって、手作りパンとともに同じく小麦を使用するラーメンも販売する。ラーメンの中華麺には程よいコシと喉ごしとなるオーストリア産の最高級小麦「プライムハード」を中心にブレンドしたものを使用。就労支援事業者の特性から価格は通常価格より抑えており、ラーメン（税込６００円）、餃子（同３００円）、チャーハン（同４００円）となっている。
大野理事長は「バンコク在住時に山小屋ラーメンに通っており、北海道でも山小屋ラーメンをより多くの方に味わってもらいたいと考えた」と話している。