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北九州市小倉南区に通所介護施設  東京都のパソナソーシング    九州は初進出


 パソナグループで人材派遣、介護福祉サービス事業などを手がける株式会社パソナソーシング(東京都千代田区大手町、高橋康之社長)は11月1日、北九州市小倉南区に通所介護施設を開設した。同社は関東と関西で同分野20事業所を展開し九州は初進出。
 政令指定都市の中で最も高齢化が進んでいるという北九州市に進出し、これまでのノウハウを生かして介護サービスの充実を図る。場所は北九州モノレール「守恒駅」南側の住宅地。木造2階建て延べ床面積約110平方m。民家を改装し、家庭的な雰囲気や日常生活を演出するとともに、介護保険法設置基準にそった食堂兼機能訓練室、静養室、浴室脱衣所、トイレ、介護相談室、事務室などを設けた。施設名は「守恒(もりつね)デイサービスはるか」。ヘルパーや准看護師ら計5人が常駐し、最大12人を受け入れる。営業時間は日曜日を除く午前9時30分から午後4時30分まで。また、デイサービス以外に地域住民向けの無料介護相談も受け付けており、今後、利用増加に応じて職員数を10人程度まで増員する予定。
 今回の開設を皮切りに15年度までに北九州市や福岡都市圏を中心に15カ所程度の新規開設を目指す方針。同社では「地域住民が安心して生活できるように社会福祉の面から貢献していきたい」と話している。
 同社は1986年8月設立、資本金3千万円、売上高1788億円(連結)、従業員数4657人(連結、契約社員含む)。