NEWS

  • 地域

加盟店離脱、販促費増で減収減益  プレナス    今期は増収増益見込む


 持ち帰り弁当チェーン・株式会社プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)の09年2月期連結決算は、売上高1198億円で前年同期比3・3%減、経常利益61億2300万円で同47・8%減の減収減益となった。
 昨年5月に新ブランド「ほっともっと」をスタート。既存店売上高は順調に推移したものの、新ブランド移行に伴う一部加盟店の離脱が影響し減収。利益面は、原材料高騰が影響したほか、テレビなどへの積極的な広告宣伝や、販促費用、新規出店に伴うコストなどが発生し、営業利益は57億6000万円で同48・7%減。当期利益は31億7700万円で同39・4%減となった。一方、店舗数は関西地区を中心に出店を進め、新規出店348店舗、退店298店舗(離脱加盟店237店舗含む)、改装・移転70店舗となり、期末時点では2447店舗(前期比50店舗増)となった。今期は売上高で08年度比7・8%増の1292億円、経常利益同19・5%増の73億2000万円を見込む。