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加入者数が8年連続増加  日本中小企業福祉事業財団    会員訪問が奏功


 財団法人日本中小企業福祉事業財団九州北部支局(略称・日本フルハップ、福岡市中央区天神2丁目、土屋淳支局長)の09年度加入者数は2万7705人で2002年3月(加入者1万4986人)から8年連続で増加している。 
 従業員10人以下の事業所が加入の8割を超える同支局では、土屋支局長をはじめ職員全員で既存会員への訪問を実施。サービス内容の説明、提案などを兼ねた細かな対応で会員との信頼関係をつくり会員数が増加している。土屋支局長は「安価な会費で広範なサービスは当財団の強み。サービス内容の説明を徹底し、まずは会員数3万人突破を目指したい」と話している。
 同財団は厚生労働大臣許可の公益法人。中小企業を対象に加入者一人あたり月額15百円の会費で、ケガによる通入院などの災害補償をはじめ、職場の災害防止や環境改善、福利厚生充実のための助成金など幅広くカバーしている。地域の中小企業を支えるという側面から信用金庫との結びつきも強い。
 同支局は1998年開設。職員数は5人。8月末時点の会員数は1万3604事業所、加入者数は2万7738人。土屋支局長は兵庫県宝塚市出身、甲南大学経済学部卒、趣味は写真、釣り。