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前年の支援物資用資材受注増の反動で減収減益  丸東産業    通期見込みを下方修正


 包装資材製造の丸東産業株式会社(小郡市干潟、椛島光政社長)の13年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比2・4%減の69億8200万円、経常利益が62・3%減の6300万円の減収減益だった。
 高機能フィルムなどの積極的に拡販を努めたものの、昨年度計上した東日本大震災による支援物資用包装資材受注の反動で減収。利益面では販売単価が減少し、利益を圧迫した。四半期純利益は3800万円。同社では、「昨年度の売り上げの伸びは一過性のものと位置づけていたので、微減収にとどめることができた。しかし、通期では市場の在庫調整や消費低迷の影響が大きく、業績予想を下方修正した」と話している。
 通期売上高は前年同期比1・0%減の140億円(期首予想比4億円減)、経常利益は51・7%減の1億3000万円(同1億6000万円減)、当期純利益は66・0%減の7000万円(同1億円減)で減収減益を見込んでいる。