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前原市に舞台器材センターを新築移転  福岡市民ホールサービス    3億5000万円かけ、来年3月稼働


 福岡市民会館の指定管理業者で、ホール管理・運営の株式会社福岡市民ホールサービス(福岡市中央区天神5丁目、川野康広社長)は、来年3月をめどに前原市大字富字長尾に舞台器材センター(福岡市東区松田1丁目)を新築移転する。現在、総工費3億5000万円をかけ2階建てで建設しており、来年1月に完成する。
 名称は「舞台総合研究所(仮称)」に変更する。敷地面積は4066平方m、延べ床面積は2579平方m。建物は2階建てで、事務所・製作場・倉庫の他に、1階入り口付近に見学者向けに舞台についての展示スペースを設ける。川野社長は「今後より良い舞台器材の製作ができるよう、研究所としての役割も果たしていく施設となる。また展示スペースなども設け、地元密着型の施設にしていきたい」と話している。
 同社は、1963年設立、資本金1000万円、売上高は12億869万1000円、従業員数149人。