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冷凍パン生地の輸入卸を開始  三和通商    20種類を取り扱う


 化粧品などの輸入卸、飲食事業の株式会社三和通商(福岡市早良区東入部6丁目、阿部敏春社長)はこのほど、冷凍パン生地の輸入卸事業を開始した。
 輸入するのは丸型やクロワッサンなどの形に加工し冷凍されたパン生地。仕入れた店舗では生地の解凍と発酵作業のみで焼くことができる。生地は基本的に20種類取り扱うが、各企業の注文に応じてオリジナル加工も対応可能。中国から輸入し、今後問屋など卸先を開拓していく。阿部社長は「中国で大量生産に加え、材料費、人件費も抑えられるため、店舗は低価格での販売が可能となる。まずは九州の問屋を開拓していきたい」と話している。
 同社は1986年4月創業。1995年9月設立。資本金1千万円。従業員数21人。柔軟剤などの生活用品や化粧品、LED照明など環境商材の輸入販売を展開し、11年7月期の売上高は23億8千万円。阿部社長は香川県高松市出身。1949年7月13日生まれの61歳。趣味は仕事。