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冷凍チーズケーキを米国に輸出  五洋食品産業    来年初めにも


 冷凍洋菓子製造販売の五洋食品産業株式会社(糸島市多久、舛田圭良社長)は来年初めにも米国に主力の冷凍ケーキを輸出する。
 日本国内より冷凍ケーキ市場が確立している米国で販路開拓を急ぐ。輸出するのは同社主力の「ベイクドチーズケーキ」。同社では、このほどFDA(アメリカ食品医薬品局)から進出企業としての認可を受けており、今後は商品審査の手続きが終了次第、早ければ来年1月にも出荷する見通し。輸出は日本の商社を通じて行い、まずは日本食レストランなど業務用に展開し、将来的にはスーパーなどの小売店でも販売する方針。同社では、今後、台湾やシンガポール、中国などのアジア進出も検討しており、米国を皮切りにグローバル展開目指す。舛田社長は「海外では冷凍ケーキ市場はすでに確立しているが、品質においては自信があり海外で受け入れられることを期待している。いずれは自社ブランドでの現地生産も視野に入れていきたい」と話している。