NEWS

  • 地域

再生可能エネルギー発電の新会社を設立  九電工    今期17カ所で太陽光発電事業開始


 株式会社九電工(福岡市南区那の川1丁目、橋田紘一社長)は4月1日、太陽光、風力など再生可能エネルギーによる発電事業会社・九電工新エネルギー株式会社を資本金5000万円で設立した。社長には首藤英明取締役が就任した。
 九電工では従来からの風力発電に加え、前期から本格的に参入した太陽光発電も今期から稼働するため、既存の風力発電4社を合併し、再生可能エネルギー全般を扱う運営会社として同社を発足させた。本社は同市中央区清川3丁目のベルファース天神南2階。社員数は12人だが、現在17カ所で今期中の稼働を目指して太陽光発電施設の設置を進めており、稼働後の管理業務を担当するスタッフを随時増員していく考え。準備中の太陽光発電の規模は合計30メガワット、既存の風力発電(20基)は38メガワットで初年度売り上げ21~22億円、来期は27億円を見込む。首藤社長は「当面の目標として、風力発電で58メガワット、太陽光で42メガワットの合計100メガワットを目指す」と話している。