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光冷暖システムモデルルームを20カ所設置  アニーグループ    10年末までに全国30カ所体制へ


 岩盤浴店や雑貨店などを展開するアニーグループ(福岡市博多区店屋町、二枝崇治社長)は、10年末までに、光冷暖システムを導入したモデルルームを全国20カ所に設置し、30カ所体制とする。
 モデルルームは現在福岡に7カ所、山形県、岡山県、カナダに各1カ所の計10カ所設置している。すでに、東京、千葉、高松、広島、山口、佐賀、沖縄に各1カ所ずつと京都に2カ所の計9カ所の設置が内定している。光冷暖システムは、エアコンのような送風による空気調節ではなく、独自にブレンドした「聖石(ひじりいし)」の持つ光エネルギーを活用するもの。一定温度を保つことのできる岩盤浴用の石の特性を生かし、エアコン不要の家づくりをすることで、コスト・二酸化炭素削減を目指していく。11月には特許を取得した。二枝社長は「全国に提携工務店を増やし、3年間は日本で基盤づくりをしていく」と話している。
 同社は1999年3月設立、資本金2億4000万円、従業員数は60人。売上高は9億640万円。二枝社長は粕屋郡志免町出身、1959年12月3日生まれの50歳、福岡大学附属大濠高校卒。趣味は朝陽と夕陽を見ること。