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体調改善のための健康食品使用が60%  ビスネット    健康食品に関するアンケート


 消費者動向調査、コンサルティングの株式会社ビスネット(福岡市中央区天神3丁目、久留百合子社長)は5月2日、健康食品に関するアンケート調査結果を発表し、健康食品を1年以上使用している人が36%に上ることが分かった。
 これは同社が年間4回実施しているアンケート調査で、今回は健康食品を過去に使用したことがある人を対象にした。「どのようなことを期待して健康食品を使用しようと思ったか(2つまで選択)」の問いには「健康維持」が60%、次いで栄養補給が32%、「体質改善」が25%で、病院に行くほどではないが体調をよりよくする目的で健康食品を使っていることが分った。また「どのようなきっかけで健康食品を使ったか(3つまで選択)」の問いには「友人・知人に勧められて」が53%で最も多く、次いで「無料サンプルがあったから」が24%と信用度や効果が分かることが使用のきっかけになっている。
 自由記述欄には「健康食品を使っているだけで気持ち的に多少違うと思う」や「使っているときは効果が分かりにくいが、やめると効果が出ていたことが改めて分かった」などの意見があった。久留社長は「病気ではないがもう少し健康になりたいという意見が多く、健康食品業界はまだまだ伸びていくと思う。ある程度のサンプル数と臨床の結果を提示し、いかに誠実に販売するかが生き残っていくために必要なのではないか」と話している。このアンケートは3月11日から3月31日まで福岡県内の消費者百人を対象に、メールによる回答選択方式と自由記述で実施した。