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佐久間サンレー社長の孔子文化賞受賞を祝う  祝う会発起人    約3百人が来場


 冠婚葬祭大手の株式会社サンレー(北九州市小倉北区上富野3丁目)の社長で作家としても活動する佐久間庸和氏の「孔子文化賞」受賞を祝う祝賀会が5月18日、同町の松柏園ホテルであった。同氏の孔子文化賞受賞を祝う会発起人らの主催。
 同賞は孔子の子孫の孔健氏が会長を務める一般財団法人世界孔子協会が昨年制定した。日中友好の架け橋として尽力し、孔子と論語の精神の普及に貢献した人に贈られる。今回が2回目。佐久間社長は一条真也のペンネームで多数著書があり、その中で孔子や儒教思想を度々紹介していた。また、北陸大学の客員教授として中国人留学生や日本人学生に対して孔子研究の授業を受け持つなど、本業の冠婚葬祭業を含めて「礼」の実践に努めたことが評価された。今回、福田康夫元首相、稲盛和夫財団法人稲盛財団理事長、高木厚保会津藩校日新館名誉顧問との同時受賞。
 祝賀会では北橋健治北九州市長や孔健氏など地元経済界を中心に国内外から約3百人が訪れ同氏の受賞を祝い、佐久間社長は「サンレーの社員全員で受賞したものだと思っている」と謝辞を述べた。
 発起人は自見庄三郎金融・郵政改革担当国務大臣、石村■(外字:人辺に善)悟石村萬盛堂社長、大迫益男ゼンリンプリンテックス会長、岡野正敏岡野バルブ製造会長、鎌田東二京都大学こころの未来研究センター教授、長谷川房生はせがわ社長ら17人。