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低価格とサービス重視の新業態「B・B」を北九州に出店  ベスト電器    5月中に福岡市に2号店


 地場家電量販大手・株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、小野浩司社長)はこのほど、低価格とアフターサービスを重視した新業態の直営家電専門店「B・B(ビービー)」の出店計画を明らかにした。
 激化する店舗間競争を背景に、オリジナル家電商品の低価格化とアフターサービスに重点を置いた新スタイルの店舗展開を図ることで、差別化と新規顧客の拡大を目指す。ブランド名は「B・B」で、株式会社ベスト電器と「バーゲンセンター」の頭文字を並べた。今年4月23日に北九州市八幡西区八枝8丁目に1号店「ベスト電器B・B八幡西店」がオープンした。場所は永犬丸4丁目交差点近く、永犬丸中学校北西側。売り場面積は約2千8百平方m。
 B・Bでは同社開発のオリジナル家電商品を低価格で提供するほか、宅配車両の1時間無料貸出や「3日間スピード修理」サービス、オール電化・太陽光発電システムの家電アドバイザー認定者を配置するなど専門性を強化する。スタッフは中村憲生店長を含む42人体制となる。同社では今後、売り場面積約25百平方m規模の直営店50~60店舗の業態変更を計画。今年5月には福岡市内に2号店をオープンさせる。同社では「さまざまなライフスタイルに合わせ、安さとサービスを兼ね備えた今までにない新しいスタイルの家電専門店を拡大していく」と話している。