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企業の個別訪問でリワーク支援  メンタルヘルス対策支援センター    プログラム作成をサポート


 産業保健に関する相談、情報提供、研修などを手掛ける独立行政法人労働者健康福祉機構メンタルヘルス対策支援センター(福岡市博多区博多駅南2丁目、織田進所長)は、4月1日から企業の個別訪問によるリワーク支援を開始した。
 企業の復職者ケアをサポートする。センターの担当者が企業を5回訪問し、各社の社風に合わせた職場復帰プログラムの作成を支援していく。費用は無料。職場復帰支援の基本的な流れは病気休業開始や休業中のケア、主治医による職場復帰の判断、復帰可否の判断や復帰支援プランの作成、最終的な復帰決定、復帰後のフォローアップ。企業の復職支援能力を育成するためアドバイスのみ行い、直接プログラム作成には携わらないが、各段階でチェックすることで修正しながらプログラム組み立てをサポートする。織田所長は「相談件数が増加しており、今後さらに強化していく。多くの休職者のリワーク支援に貢献していきたい」と話している。