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代表幹事に九州電力の貫副社長  福岡経済同友会    芦塚代表幹事退任で


 福岡経済同友会(福岡市中央区大名1丁目)は5月12日、3人の代表幹事のうち、芦塚日出美九州通信ネットワーク株式会社相談役が退任、同日付で新たに貫正義九州電力株式会社代表取締役副社長が就任すると発表した。任期は2年。石原進JR九州代表取締役会長と伊藤健二TOTO株式会社代表取締役副社長執行役員の両代表幹事は続投する。芦塚氏は恒久幹事に就任した。
 貫氏は福岡県出身。1945年1月27日生まれの66歳で、九州大学経済学部卒。68年九州電力株式会社入社、2000年6月広報部長、01年7月理事広報部長、03年7月執行役員鹿児島支店長、07年6月取締役常務執行役員事業開発本部長、情報通信本部長。09年6月から代表取締役副社長を務めている。
 同日開かれた記者会見で貫氏は「大変な時期に重い任務を与えられ、身の引き締まる思い。以前同友会に出向したことがあり、九州経済の一体的発展ビジョンを策定に携わった。その時に提起された課題が今の道州制に成長していった気がしている。そうしたことを振り返りながら頑張っていきたい」と抱負を述べた。