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仕入れコスト削減で3期ぶりの増益  アペックス    今期は新規3店舗を出店へ


 レンタルビデオ店、アミューズメント施設運営の株式会社アペックス(久留米市小頭町4丁目、梶原龍也社長)の09年10月期決算は、売上高が23億8224万4000円で前年比2・8%減、経常利益が4718万円で同15・1%増の減収増益となった。
 消費不振に伴う来店客数の減少に加え、主力のレンタルビデオ事業では他店との競争激化による単価下落も響き2期連続の減収。しかし利益面では仕入れコストの削減に努め、営業利益は2258万9000円で同約2・2倍となるなど3期ぶりの増益となった。今期は展開するレンタルビデオ店、インターネットカフェ、ゲームセンターのいずれかで新規3店舗の出店を計画。売上高は25億円で前期比5%増、経常利益は5000万円で同6%増を見込んでいる。梶原社長は「今期は設立20周年を迎え第2の創業期。厳しい状況だが、新規出店による来店客数増で売り上げ回復を目指すとともに、社内人事の若返りで内部体質の強化を図りたい」と話している。