NEWS

  • 地域

予想上回る原材料高で経常57・2%減  オーケー食品工業    価格転嫁追いつかず


 味付けあげ製造・販売のオーケー食品工業株式会社(朝倉市小田、川崎幸夫社長)の9月中間期決算は、売上高が45億7100万円の前期比1・2%増、経常利益が1億7000万円で同57・2%減の増収大幅減益となった。
 予想上回る原材料の高騰に対して、価格転嫁が追いつかず微増収に留まった。利益面も、大豆、食用油を中心に原材料価格が予想以上に高騰したことと、資産の利用年数見直しによる減価償却額の増加で大幅減益となった。通期では、原材料高に加え、売価への転嫁が厳しい状況であることから、売上高は93億5000万円で前期比3・4%増、経常利益3億円の同57・1%減を見込んでいる。