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九州鋳鉄管に1千万円の投資  大阪市の大阪中小企業投資育成    99年以来2回目


 投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成株式会社(大阪市北区中之島3丁目、岩田満泰社長)は9月8日、上下水道用鋳鉄管製造の九州鋳鉄管株式会社(直方市上新入、波多野溪子社長)に1千万円の株式投資を行った。
 高強度、高靭(じん)性を持った「ダクタイル鋳鉄管」をはじめとする同社の技術や事業の成長性を評価して投資した。同社への投資は1999年6月以来、今回で2回目。同社は1932年2月に「山口鉄工所」として創業、47年10月の設立と同時に現社名に変更した。資本金9950万円、従業員百人。営業拠点は本社のほか、東京支店(東京都千代田区)と福岡営業所(福岡市博多駅東1丁目)。
 大阪中小企業投資育成は1963年11月設立、資本金68億22百万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、福井、滋賀、奈良、和歌山以西の24府県を営業エリアとしている。九州支社(福岡市中央区天神1丁目、中部祥元支社長)は91年、九州事務所として開設、06年、支社に組織変更した。