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九州地区の中学・高校向けにBGM配信  音と映像    加入50校目指す


 BGMソフト供給、音声・映像ソフトの制作の株式会社音と映像(中央区大手門3丁目、野方明社長)は、九州地区の中学校、高校向けにBGM配信サービスを始めた。
 同社は、DMを通して市内の学校長や九州各県の教育委員会へ同サービスを提案しており、反応があり次第、随時配信サービスを開始する。同サービスは、関西地区などでは他社により既に実施されているが九州地区では初。政府が平成21年度の補正予算案の中で施策している「スクール・ニューディール構想」内の学校ICT環境整備事業で、BGM受診に必要なUHFアンテナ設置工事への補助金を設けたことも同サービスへの追い風となっている。価格は補助金との併用で、加入料3万円、月額6300円程度で調整中。初年度は九州地区で50校の開拓を目指す。野方社長は「関西地区では効果があったという報告が多いので、生徒が学校生活の中で抱えるストレスを緩和し、BGMを通して癒しと安らぎを届けたい」と話している。
 同社は1956年2月設立。資本金1500万円。従業員数は6人。売上高は1億3000万円(3月期)野方社長は佐賀県唐津市出身、1948年7月14日生まれの60歳、鹿児島大学教育学部卒、趣味は旅行。